概要
中古で入手したサーバのリモートコンソール機能を使ってみたら、そもそも使えないなどの制約があることが判った。体験した範囲で記録しておく。
※製品や機能の制約を網羅的にまとめたものではない(免責)。
環境
制約
iLO 3
- 使えるが、時間が経つと切断される。ただし、再接続すればまた使える。これを繰り返す必要がある。
- 有償ライセンスを適用すれば上記制約は解消される。
iRMC S4/S3
- 使えない。
- 有償ライセンスを適用すれば使えるようになる。
実際の画面
iLO 3
iLOにログインし、[リモートコンソール]→[リモートコンソール]→[起動]を押下する。
※Java統合リモートコンソールでも良いが、なぜか起動に失敗したので未実施。
別ウィンドウでコンソール画面が表示される。
ある程度の時間が経つと以下のダイアログが表示される。[OK]を押すとコンソール画面のウィンドウも閉じられてしまう。
iRMC S4
そもそも[コンソールリダイレクション]ツリー配下にそれらしき項目が存在しない。
iRMC 3
こちらは項目は存在したが、選択すると以下の表示に。
参考
iLO 3の統合リモートコンソールには、Windowsクライアント版もある。
Software Details | HPE Support Center
初回だけログイン情報の入力が必要だが、記憶させておけば次回以降は[Enterキー]だけで接続できる。
毎回ウェブブラウザでユーザ名/パスワードの入力(MAX3クリック)やコンソールの起動までの操作(3クリック)をしなくて済むので地味に楽。